百目の先祖返りで、過去未来・前世来世・下着の色までいろいろなものが「視える」。掴みどころのない性格であり、常に笑顔のおどけた雰囲気をまとう。聖マリア病院で23年前に3020gの男の子として生誕した乙女座のB型。彼女は居ないとの事。うさ耳カチューシ…

御狐神双熾の元主人で、白鬼院凜々蝶の婚約者。2号室の入居者だが、放浪癖があるため妖館にはあまり居ない。いかなる時でも仮面（ドミノマスク）をはずさない変人。「人は必ずSかMかに分かれている」を信条とし、一目で相手がSかMかを見分け、その度合いまで…

旧家である白鬼院家の令嬢として生まれた白鬼院凜々蝶は、常に家名の由緒が優先される環境に息苦しさを感じ、家を出て一人暮らしをすることにした。家を出ることの条件として、妖館と呼ばれている厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンショ…

旧家の令嬢であるが、幼少期の同級生の妬みによるいじめと担任の反応から、事あるごとに悪態をつき、虚勢を張っては自己嫌悪に陥る癖がついてしまった。また、「先祖返り」を縁起物として敬い育てるという風習を持つ一族であったため家族とも気易く戯れたこ…

常に低姿勢な青年で、自称「凜々蝶様の犬」。まるで忠犬の様にどんなに小さなことでも凜々蝶の役に立ちたいと言い張り、SSの本来の仕事の枠を超えて食事や買い物など凜々蝶の身の周りの一切の世話をしたがる。初対面では「どうか僕を貴女のしもべに、いえ犬…